胸腺型悪性リンパ腫（猫白血病ウイルス陽性）と闘うみーちゃんの闘病記

らーちゃんが、みーちゃんが亡くなったことに気がついたのは、その日の夜だったと思う。

それまで普通にしていたらーちゃんが、突然家族の寝ている部屋にいって

大声で泣き始めた。

まるで何か大切なものを探し回っているかのように・・・


その後、わたしの部屋に戻ってきて、

いつもは座らない椅子に座り、窓際をじーっと・・・10分くらい見つめて・・・


後は、いつものらーちゃんに戻った。



それから、らーちゃんは、私が家にいる間は、いつも私の後をついて来るようになった。

もともとクールでマイペースな子なので、普段は押入れの深いところに潜って全然出てこないのだけど

今は、夜眠る時以外は、ほとんど私のそばにいる。



みーちゃんが亡くなった日の夜だけは、さりげなく私の隣で寝てくれたけれど

今は寝る場所は、押入れに戻っちゃった。



らーちゃんは、きっと泣いてばかりいる私の事が心配なんだろう。


みーちゃんがいなくなったら、トイレの後片付けは、とても楽だし

飲み水の取替えも、ご飯も

信じられないくらい楽ちん。


みーちゃんが居なくなってから、部屋中にひいてあったトイレシートを数えたら

大小あわせて、40枚くらいあった（笑）

そのどれも、もう必要ないけれど、なんとなくみーちゃんが最後まで寝ていた猫ベッドには

今もシートをそのまま残している



きっともうすぐ動けなくなって寝たきりになるから

そしたら、ちゃんと介護してあげようねって

寝たきりで半年くらい生きてくれたらいいなぁって

どんなベッドがいいのかなぁってあれこれ考えてみたり



たくさん買っておいた注射器だして

様子見ながら、明日は、流動食あげてみようかって


ヤギミルクも買ってあって

だけど、1回も飲ませなかった



もっともっと手間かけて欲しかったよ

もっと我侭いっぱいいって困らせて欲しかった

部屋中にうんPやら、おしっこ漏らしても

私のお布団なんて、いくらでもあげるから



でも、もういない


らーちゃんを抱っこしながら

「お姉ちゃん（みーちゃんのこと）居なくなっちゃった」

って、同じことばかりつぶやいている


そんならーちゃんと私です