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2009年12月27日

再出発

昨日、金スマでオノ・ヨーコさんの2時間番組ありましたね。

とても素晴らしい番組でしたが、ご覧になった方、いらっしゃいますか?


その番組の中で流れたこの曲

『(Just Like)Starting Over』

ジョンの曲とは知らなかったけれど、どこかで耳にしたことはある、という方はたくさんいらっしゃるのではないでしょうか・・・



みーちゃんがいなくなってから・・・

私はずっと心の中で自分に問いかけ続けました。

『なぜ、この世界で一番大切な存在が居なくなってしまったのに、生き続けなくてはいけないの?』と。

その意味がまったくわからなかったし

みーちゃんが戻ってきてくれるなら、本当に何もいらないと思った。

でも、一番欲しいものを手に入れることは、もう絶対にない。

永遠にないのだもの。


元気になりました、と言っても心の中では、いつもいつも

『みーちゃん、お願いだから戻ってきて』

と思っていたし

みーちゃんを手放したくなかった。


いつか(生まれ変わりではなく、そのままの姿で)帰ってきてくれるかもしれない

幽霊でもいいから、どこにも行かずに、ここに居て欲しい

情けないけれど、これが、本音。




椅子の下を覗いて、おやすみの挨拶をしたり

クローゼットの奥を覗いて声をかけたり



この執着がいけないものだとわかっていても

どうしても・・・手放すことは出来なかった




だけど、昨日、TVでこの曲を聴いたとき

はじめて


『手放そう』 と思った



その時、まだ曲のタイトルも知らなかったけれど、なぜか、そう思った。



番組終わってから、曲の名前と、歌詞を探しました。

(英詩と、訳詩、両方こちらのサイトに載っています。)


ジョンの遺作アルバムとなった 『DOUBLE FANTASY』 に収められているこの曲

『(Just Like) Starting Over』

私は、何度聴いても同じ部分で涙してしまいます・・・



No-one's to blame, I know time flies so quickly




この曲の歌詞はまるで、亡くなった後のジョンからヨーコへのメッセージのよう・・・


そして、同時に私へのメッセージでもあったのだな、と。


これが、天国に行ったみーちゃんから私へのクリスマス・プレゼント。



私は、みーちゃんがリンパ腫になった時

『この子はクリスマスに居なくなる』

そう思った。


だけど、クリスマスを過ぎ・・・1年経ち・・・

結局は12月になる前に居なくなってしまった。


予感なんて、はずれることはいくらでもある。

だからあまり気にしていなかったけれど。


みーちゃんは、いま、やっと天国にいけたのだと思う

本当に、本当に

クリスマスに居なくなった・・・・




Starting Over とは、再出発 という意味合いらしいです。


新しい形で、もう一度愛し合うんだ、と。


私は、部屋の中で、みーちゃんに声をかけることをやめました。


どうしてもどうしてもどうしても

手放したくなかったけれど


手放した時にはじめて

私の心の中に戻ってきてくれることも知っていたから



ようやく、それを選択することが出来た気がします


長い時間かかってごめんなさい

あなたを天国になかなか行かせてあげられなかった

弱いママを許してね



私の心の中で

永遠にあなたが生き続ける事を選んだ瞬間

新しい形の愛が生まれた



それが

私の Starting Over



短い命を私に預けてくれてありがとう

出会ってくれてありがとう



みーちゃんが亡くなって、あと5時間でちょうど1ヶ月。

とても長い時間のようでもあり

あっというまでもあった。



生きている時間には限りがあるけれど

魂には限界はない



そして、愛にも・・・




あなたが居なかったらきっと

人生で、こんなに深い愛に触れる事はできなかった


私はなんてつまらない人間になっていた事だろう



世界中が闇に包まれても

私の心の中には

変わらない愛が、永遠に存在し続ける



永遠に。

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この記事へのコメント
>世界中が闇に包まれても

>私の心の中には

>変わらない愛が、永遠に存在  し続ける


わかります。

おんなじ。
Posted by くりりん at 2009年12月28日 23:23
>くりりん

くりりんちゃんなら・・・絶対にわかってくれると思っていたよ!!

ありがと^^
Posted by まはろ at 2009年12月29日 04:45
まはろさんの心の扉をみーちゃん

がノックしたんだね。

一緒に大きな峠を越えたんだね

よかったね
Posted by ももママ at 2010年01月22日 17:01
胸をかきむしるような
体の半分がもぎ取られるような
そんな喪失感は忘れられないけれど

鳴声や楽しいアクシデントや
温かい体温、体や口の匂い
そんな「存在の全て」の記憶は永遠
Posted by おさんぽあるみ at 2010年01月25日 19:19
はじめまして、心理カウンセラーをやってます、sanaeといいます。

この記事を読んで、なんとも表現しがたい気持ちになりました。

そして、切ないような、温かいような、そして、美しい気持ちになりました。

永遠に。
そうですよね、そのお気持ちは、
永遠に存在し続けると私も思います。
Posted by sanae at 2010年03月01日 14:22
はじめまして。
先日我が家のにゃんこも胸腺リンパ腫の発症を発見しました。

検索をかけこちらのブログ様を見つけました。

去年2012のクリスマスに保護され、今年2013の3月に我が家にきてくれました。

秋で推定2歳の美人さんです。

避妊手術は保護された方がかかりつけている病院でしていただいてありました。

うちにきてからは回虫がでたくらいことしかありませんでした。

6月19日にしこりがあるような気がして心配だったので病院にいきましたが寝そべっているときになでるとそこにある腎臓(?)がさわれるのでそれでした。

爪をきってもらい
元気なときにワクチンと血液検査をすすめられ近いうちに様子をみてつれようと思っておりました。

とても食いしん坊さんなので8時間絶食のタイミングをみていたのと、夏になり少し食欲が減ったので夏バテかなと思い温度管理などに気をつけながら元気そうなときにワクチンだなーと思っておりました。

そんなおり回虫の件いらい全く吐くことのなかった子が何度も何度も吐こうとし始めました。

それでも何も出なかったり、胃液や胆汁がでたり。

(ついこの間までおやつをねだってくる食欲だったのですが)

翌日病院にいき詳しく検査してリンパ腫が発見されました。

今はリンパ腫の細かい種類を調べてもらっており、病院で栄養注射や吐き気止めをしてもらいながらおうちではほとんど隠れてすごしています。
熱もあります。

私は抗がん剤はまずはトライしてみたいと考えていました。
どんなリスクや副作用があるかよくお聞きした上でですが。

ですが保護された方のお知り合いの猫にお詳しい方で、いままでも沢山の病気の猫ちゃんを看病したり看取ってきた方です。

ご相談したところその方は抗がん剤はおすすめできないとの意見でした。

その方も以前、皮膚がんの子を治そうと必死に病院に通い、手術もされましたが結局あまり効果的な治療にいたれず、副作用などの苦しい思いをさせただけだったのを後悔されたと伺っていたので、できるだけそっと、安心できいる場所ですごさせてあげるのが猫にとっても幸せなのではないかと思われるのだと思います。

それも間違いではないと思います。

正解はないと思うし
何をしてもきっとその方法でない方を選択していたらもっと良い結果になったのではないかと後悔するのだろうな、とも思っています。

みーちゃんは抗がん剤の治療をとっても頑張ったとの様子だったので抗がん剤での治療をされたまはろ様のご意見やアドバイスなどあったら是非お聞かせ願いたいと思いコメントさせて頂きました。

更新が2009でとまっていらっしゃるのでお目にとまるかわかりませんが、もしお気づきになることがありましたらありがたいなと思います。
Posted by あこ at 2013年07月23日 13:26
最近、大切にしていた猫を亡くして・・・あなたのブログにたどりつきました。
まだコメント、OKでしょうか?
お伝えしたいことがありまして・・・
Posted by めぇちゃんママ at 2013年10月12日 23:48
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    コメント(7)