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2009年06月16日

死んでしまった、ちび太

死んでしまった、ちび太

死んでしまった、ちび太

タイトルに関係なく・・・写真は、今日のみーちゃんと、らーちゃん。




私たちが、今の住所に住んで1年くらい経った頃だろうか。

アパートの誰かが、階下の駐車場で野良猫にご飯をあげていた。

それを大家さんに見つかり、大家さんに器ごと捨てられた。

そのバトルを2,3回繰り返した頃・・・

その人は、野良ちゃんにご飯をあげることをあきらめて・・・辞めてしまった・・・


でも、野良ちゃんは、ずっとその人からご飯を貰っていたし、このあたりには

水も食べ物もないから・・・・

ご飯がなくなれば、自力で食べ物を探し生きていくことは、困難だと思われた。


そんな成り行きを見るに見かねて。

賛否両論はあると思うけれど・・・大家さんに見つからないよう、ブロックで隠したりの工作をして。

オッサンが、その子たちにご飯をあげ始めた。

それが2年くらい前の話です。


その当時、ご飯を食べに来ていた、とっても可愛い白とグレーのちっちゃな猫ちゃんが、にゃーちゃん(別名、大お母さん)

にゃーちゃんは、その後、1回だけ子供を産んで・・・その中の1匹だけが生き残った。(中お母さん・・・このコは最後までなつかなかった。)


そして、次の年、中お母さんも、子供を産んで・・・・また、その中の1匹だけが大人になった。


それが、ちび太。 黒と白の模様の可愛い・・・とても小さな子猫ちゃんのような、元気な1歳の男の子。


ちび太だけは、オッサンに慣れていて、オッサンが、駐車場で、ドライフードの箱をカラカラ鳴らしながら

『ちび太~!!』

と、呼ぶと、どこからか駆けてきた。


そして、ここ3日くらい、ちび太の姿を見なかった。

オッサンも気にはしていたのだけど、野良ちゃんだから・・・どこかに遊びに行っているんだろうと、そう思っていた。


今日、オッサンが、隣の酒屋さんに行ったら、野良ちゃんの話が出て・・・

3日ほど前に道路で猫が車に轢かれて・・・・近くにある焼き鳥屋さんのおじさんが、

『うちの前にいつもいた子だから・・・』とスコップを借りにきたらしい。


そう。 ちび太は、いつも焼き鳥屋さんの裏に寝ていたのです。

少し前に、その隣にあった、草ぼうぼうだったちっちゃな憩いの場所を、綺麗に木や草を刈り取られ、コンクリートで固められて・・・

それから遊び場が無くなってしまって・・・

『かわいそうだね』 と、オッサンといつも言ってました。



その空き地の樹の陰で、

にゃーちゃんは、子供を自分の背中に乗せて育てていた。


そして、子供が大人になると、にゃーちゃんは、その場を子供に譲り去っていった。

今度は、中お母さんが、ちび太を背中に乗せて、育てていた。


とっても、しなやかな身体をして、飛ぶように歩いて、そしてちょっと臆病で、ものすごくがっつきで可愛いちび太(笑)。


でも、ちび太はもういない。

あんなに若くて、生命力に溢れていて、元気いっぱいだったのに。


まさかこんなに早く亡くなってしまうなんて。


もう駐車場にいっても、ちび太のあの可愛い、くりくりの目を見ることができない。

命って、なんてはかないのだろう。。。


完全な野良ちゃんだったのに、みんなに可愛がられていたちび太。


ちび太には、もう兄弟も、子供もいないので、ちび太の家系の猫ちゃんの面倒を私たちがみることもないのだろう。


亡くなった事を知っていても、心のどこかで、またご飯の箱をカラカラ鳴らすと、どこからともなく、飛ぶように走ってきてくれるんじゃないかなって思ってしまう。


もう会えないなんて、信じられない。


ちび太に会いたい・・・



でもね、短い時間だったけれど、ちび太の姿を見れて、関わることが出来て、幸せだったよ。


きっと今頃、虹の橋の向こうで、大好きだったお母さんと、兄弟たちと再会して、いーっぱい甘えているんだろう。


不思議と・・・何も悔いのない、幸せだったよ、と言いたげなちび太の気持ちが伝わってくる気がします。


出会ってくれて、ありがとう。 ちび太のことは、永遠に忘れないからね。


死んでしまった、ちび太

↑ この写真の一番奥の木の茂みの下に、ちび太とお母さんがいました。 写真撮ったのですが、あまり近寄れなかったのでほとんど見えませんが・・・小さな白っぽいもの、それが、まだ子猫ちゃんだった、1年前のちび太です(笑)。


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Posted by まはろ at 22:42│Comments(5)野良ちゃん
この記事へのコメント
我が家にもちびたという猫がいるので他人事とはおもえませんでした
どうか安らかに眠ってねちび太
Posted by ごえちゃん at 2009年06月16日 23:04
悲しいですね(;_;)
我が家も先代の2匹の愛猫が車にひかれて死んでしまいました(>_<)
事故は突然愛している子を奪っていくので大嫌いです(;_;)
それ以来我が家では室内飼いを徹底ですが…
野良ちゃん達にとっては車が一番の敵ですよね(>_<)
道路で亡くなっている猫ちゃんを見るといたたまれない気持ちになります(;_;)
ちび太ちゃん虹の橋の向こうで皆と仲良く過ごしてね(/_;)/~~
Posted by ケータン at 2009年06月17日 05:27
はじめまして

私も、小学生のころ一緒に生活をしていたにゃんこが4匹、車にしかれました。

そして、
昨年10月には元のらのにゃんたまがいなくなり、さみしい思いをしています。

我が家の前は、県道で朝夕は特にですが夜間も交通量が多く、毎年春と秋にたくさんのにゃんが命を落としています。

今回、保護したにゃんこは室内飼いで悲しい思いをしないよう考えています。

でも、野良さんたちは
自由が好きですよね。
いままでお世話していた猫がすべて、野良ばかり。

ちび太ちゃんが、今度は家猫として生まれ変わるといいですね。

って、勝手に思う私です。

おっちゃん、やさしいね。
Posted by blacksallyblacksally at 2009年06月17日 08:55
泣けた。。。
ちび太安らかに眠ってね。
会ったことないのに、私もさびしくなったよ。

おっさんさん、優しいな~!!
そんな所が、まはろさんと通じ合っているのかな…と思いました。
Posted by ちえりちえり at 2009年06月17日 19:11
>ごえちゃん

ごえちゃんのお家にもちびたがいるのね~♪
野良ちゃんだったちび太の分まで長生きして欲しいな♪


>ケータンさん

そうだったのですね~。
事故って本当に・・・突然に、何の心の準備も出来ていないのに起こってしまう。。

うちも昔は、外飼いだったので、外で何か音がするたび、外に走っていって、ほんと大変でした・・・

みんなが家の中で幸せに暮らせると良いのだけれど・・・ね。


>blacksallyさん

はじめまして。コメントありがとうございます!

オッサンは、『お前がちび太を殺した~』と、昨日、今日で100回くらい私に言ったでしょうか(笑)←もちろん、冗談なのですが・・・やりきれないんでしょうね、きっと。

今日も2回、ご飯の器持って、駐車場に行きましたが・・・

やっぱり、いつものちび太の場所には誰もいず・・・

私たち二人とも、亡くなった姿を見ていないので、どうしても信じられないのです。。。

未練たらしいですね・・・


>ちえり

オッサンは、野良ちゃんだけには優しいっす。

でも、ちび太、本当に可愛かったのよ。

なんだかまだ泣けてくるなぁ・・・
Posted by まはろ at 2009年06月18日 03:07
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